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ワインの歴史

オーストラリアワイン品種

オーストラリアの主要栽培品種は、アメリカやチリ等新世界に共通する「国際品種」と呼ばれる品種である。殆どのオーストラリア・ワインはこの「国際品種」で造られている。
中でも、オーストラリアではシラーズ(shiraz)と呼ばれているローヌ系品種のシラー(Syrah)は、フィロキセラに侵されない古木が生育していて、フランス・ローヌの名醸地で造られるワインに勝るとも劣らないワインがオーストラリアでは造られている。
このシラーの長寿で高品質のワインこそ、オーストラリアのワインの存在を世界に知らしめたものである。

葡萄国際品種

 

Shiraz  (シラーズ)

Old Shiraz

この品種は、南フランスのローヌ地方のものであるが、
原産は、イラン地方で十字軍がフランスに持ち込んだと言われていわれている。
別名ハーミテッジと呼ばれ、この名はコート・デュ・ローヌ地方の一地域の名でもあるが、 修道士、即ち、世捨て人(hermit)が栽培したからだとも言われている。

オーストラリアでは、ジェームス・バスピーが最初に導入したと言われ、古くから栽培されている品種である。
暑い気候に適した品種で、雨に弱く乾燥に強い。その上単収も比較的高かったことから 早くからオーストラリアに普及した。

この品種から造られるワインはローヌの赤ワインと同様、非常に深い赤となり、 オーストラリア独特のコクをもった力強い長寿のワインが出来る。 オーストラリアで最高級の赤ワインと言われるPenfoldsの「Gramge(グランジ)」は、この品種から造られている。
オーストラリアでは、この品種とカベルネ・ソーヴィニョンとのブレンドで造られるワインも多い。(ラベルの上では、ブレンドの割合が大きい品種の名を先に書くことになっている)。
また、最近は、軽快な若飲みの赤ワインも造られている。

バロッサ・ヴァレーには、100年以上の古木のシラーズが生育しているが、それは、南オーストラリア州が、 厳しい検疫を課していたため、州内はフィロキセラに汚染されていないからである。この古木こそが、 世界で最も特徴のあるワインスタイルの一つである凝縮度の高いバロツサ・シラーズを生み出している。

Penfolds Grange