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ワインの歴史
西オーストラリア州

西オーストラリア ワイン地図

 

西オーストラリア州は大陸の西側1/3を占めているオーストラリア最大の州である。
パースから南にかけての海岸沿いは、冬に雨が多く、夏に乾燥する地中海性気候であり、病害も少ないことから葡萄栽培には基本的に適している。

西オーストラリア州では、1830年代、まずパースの周辺でブドウ栽培とワインの生産が小規模に行われた。
初期の葡萄栽培者の中に、ユーゴスラビア移民があったが、特に、19世紀後半から20世紀にかけて、更に第二次大戦後のユーゴスラビア人の移民によるブドウ栽培が、この州のワイン生産には、大きな影響を与えている。

 

現在、ワイン産地は、冷涼なグレート・サザン地区(Great Southern)から地中海性気候のスワン・ディストリクト地区(Swan District)までで、州の南西の端に集中している。
生産量こそ、5%に過ぎないが、そのワインの品質はトップクラスで、熟成された果実味と独特の口当たりの良さを併せ持っている。

主要産地は、 赤ワイン(カベルネ)産地としての名声を築いているMargaret River(マーガレット・リヴァー地区)と古くから白ワインで国内での人気を博してきたSwan District(スワン・ディストリクト地区)、それに、冷涼なはGreat Southern(グレート・サザン地域)であろう。

 

Parth (州都・パース)

州都パースは、大陸の南東、シドニーから約4000kmに位置し、時差は2時間もある。
西オーストラリア州の建設は1829年に始まっている。当時フランスの艦隊がこの地の沿岸に出没し、オーストラリアへの植民の機会をうかがっていたため、イギリス政府としては、フランスの侵入を阻止するため、オーストラリアの海岸沿いの拠点に早急に入植を行い、植民地を建設する必要があった。
パースは、このような理由から植民地建設が行われ、当初、自由植民地として始まっている。しかしその後、労働力不足から1849年に流刑者を受け入れ、1868年までこれが続けられた。
西オーストラリア州は鉱物資源(金・鉄鉱石・ニッケル・アルミナ・ダイヤモンド)が豊富なため、この資源の度重なる発掘ラッシュによって成長した。現在、人口150万人のオーストラリア第4の都市である。