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ワインの歴史
カリフォルニアワイン品種

カリフォルニアの主要栽培品種は、アメリカやオーストラリア等新世界に共通する「国際品種」と呼ばれる品種である。殆どのカリフォルニア・ワインはこの「国際品種」で造られている。
カリフォルニアで広く栽培され、長い間カリフォルニア原産と考えられていた品種にジンファンデルがある。近年高品質のワインも造られるようになり、この品種の名がよく知られるようになったのもカリフォルニアに於いてである。

葡萄国際品種

 

Zinfandel (ジンフアンデル )

Zinfandel・ジンファンデルの葡萄の木
この品種は、1世紀以上に渡って、カリフォルニア原産の葡萄と見なされていたが、近年、DNA鑑定により、クロアチア原産のものであることが明らかにされ、イタリアのプーリア(かかとの部分)で18世紀から栽培されてきたプリミティーヴォ(Primitivo)種と同一であることがはっきりした。
ジンフアンデルは1880年代後半からカリフォルニアで盛んに栽培されていたが、その起源はまちまちで、1800年代に東海岸に入ってきたものと考えられている。

果粒は中程度で色が濃く、果皮は薄い。房は中くらいで、果粒が密集している。樹齢の高いジンフアンデルはヘッド・トレイニング法と呼ばれる努定法が使われており、垣根(ワイヤー)がない。果粒の熟成度にばらつきがあり、理想的な摘み頃を正確に判断するのが難しい。雨に弱く、乾燥にめっぽう強い品種である。

セントラル・ヴァレーでは、広く生産されているが、多くは、ミュスカやリースリングで香りを付け、白ワインの製法を用いた「ホワイト・ジンファンデル」(White Zinfandel)と呼ばれるピンク色のワインを造っている。
高品質ジンフアンデルを造ろうと意欲に燃える醸造家は、クラシック・ジンフアンデルといわれるタイプのワインを造り、最近注目されている。これは、この品種の栽培に適した地区の、完全に熟した質の高い葡萄を使い、小型の良質のオーク樽で熟成させている。ワインによっては長熟のものもある。