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ワインの歴史

Oakville(オークヴイル)の葡萄畑

Oakville・AVA(オークヴイル)

は、カリフォルニアのワイン革命の始まった所。1966年、ロバート・モンダヴイが、画期的なワイナリー(Robert Mondavi Winery)をここオークヴイルに建てた。このワイナリーは今では一族の手を離れ、世界最大のワイン会社コンステレイション・グループの何百とある部門のひとつになっている。
ナパ・ヴァレー北部へ向かう途中にあるオークヴイルでは、肉づきのよい本格的なカベルネが実る。ここのワインには、ラザフォードのような重みや気骨はあまり感じられないが、ナパ・ワインの真髄ともいえる芳醇さが備わっている。人気のあるシャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、そして納得のいくサンジョヴューゼも産するが、核となる品種はカベルネである。

気候は、温暖で夏は一般に 30 ℃前後まで気温が上がる。かなり南にあるため、夜間と早朝に出る霧や冷風の影響を強く受けるが、カーディナル南東にある円丘が、この霧や冷風が流れていく方向を左右する。降雨量は875mmで、海抜23~150mに畑がある。 ラザフォードと同様、オークヴイルも西側と東側では大きく異なる。

西側では扇状地が大半を占める。マヤカマス山脈から洗出した大きな砂礫を土壌に多く含み、比較的水はけはいい。谷底に近づくほど、葡萄は成熟しやすい。
この西部にある「トカロンの畑」は、1870年に始めて葡萄の樹が植えられた畑である。この畑は最高のカベルネを生むと言われ、現在は、葡萄栽培家のペックストッファーとロバート・モンダヴイが畑を分けあう形で所有している。
ナパ・ヴァレーの葡萄畑の中で、現代になって最初に国際的な名声を得た「マーサズ・ヴィンヤード」もこの西側にあるが、ここの葡萄を使ったワインを、HEITZ WINE CELLAR(ハーツ) がラベルにも表示しており、この畑の秀逸さは抜きん出ている。
一方の東側では、葡萄はさらに成熟しやすい。東部にあるヴァカ山脈の斜面下方は、午後の日差しを長く浴びるため、葡萄のみずみずしさが危ぶまれるほどである。土壌は比重が重く、より火山性である。
渓谷東側のSCREAMING EAGLE WINERY & VINEYARDS (スクリーミング・イーグル)と西側のHARLAN ESTATE(ハーラン)は傑作だが、すばらしいワインはこれだけではない。
オークヴイルの名声の高まりを受けて、幾人かの生産者たちはワインの一部を全米各地のチャリティー・オークションに出品し、ゼロがずらりと並ぶ値をつけさせ、世間を驚かせている。

Robert Mondavi winery(ロバート・モンダヴイ・ワイナリー)