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ワインの歴史
Rutherford(ラザフォード)の葡萄畑

 

Rutherford・AVA(ラザフォード)

は、1600haある葡萄畑の約3分の2がカベルネ・ソーヴィニヨンだから、「カベルネの里」などとも言われる。(残りも、大半がボルドー系の色の赤品種)ラザフォードのカベルネは、構造がしっかりして気骨も感じられ、何よりも長命。
完熟度の点でも申し分ないから、メドックのようにメルローやカベルネ・フランを混醸する必要がない。

20世紀前半からこの地では、寝かせる価値のある秀逸なカベルネが造られ、イングルヌツクやボーリューがカリフォルニア・ワインの名声を築いた。今でも1940年代のその銘柄は長寿を証明している。栄枯盛衰は世の習いだが、映画監督のフランシス・コッポラが、かつてこの地で最も名を馳せたイングルヌックのワイナリーと葡萄畑を復活させ「RUBICON ESTATE (ルビコン・エステート)」を立ち上げた。

ラザフォードの気候は温暖。サン・パブロ湾からの朝霧の影響はここにも及ぶ。西側ベンチ(段丘)は夕方の日照が当たらず、午後の涼風のためにやや涼しい。オークヴィルやスタッグス・リープ地区よりやや気温が高くなる。一般に夏の最高気温は 30 ℃以上で、夜間との気温差が激しい。降雨量は950mm。
標高がほぼ一定(高いところで180m)なため、比較的均一な特質を持つが、よく知られている畑は、ラザフォード・ベンチと呼ばれる西側にある。砂利の混じった堆積砂の扇状地をナパ・リヴァ一が侵食した棚状の平坦地である。大変水はけがよく深い土壌のため、収穫量を抑えて早熟させればフレーヴァーを濃縮させやすい。ここのワインには、「ラザフォード・ダスト」と呼ばれるかすかなミネラル分が往々にして感じられる。
午後の日差しが最も長く降りそそぐ谷の東側は、ヴァカ山脈から流出した砂利まじりの堆積土壌で、非常に水はけがよい。

RUBICON ESTATE (ルビコン・エステート)