アコンカグア・ヴァレー

Aconcagua Valley (アコンカグア・ヴァレー)

は、 南米最高峰のアコンカグア山(6,956m)を背景に、同名の河川の流域に広がる地域である。古くから果実と花の産地として知られる農業地帯。

年間240~300日の晴天日数を数えるアコンカグア・ヴァレーは、その日照時間の長さが特徴。あふれるような太陽光によって昼の気温は上昇するが、西の海岸山脈に刻まれた渓谷から流れ込む冷たいと海風と、東の山岳部から降りてくる冷気よって夜間は冷却される。そのため、昼夜の気温差は極めて大きい。これが、活き活きとした果実風味が凝縮され、濃厚な色彩を持つ葡萄を育てる。半乾燥地帯であるから、灌漑は必須で、広く導入されている。

この地におけるカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培の歴史は19世紀半に始まっているが、特に1990年代にパンケウエ地域にドリップ式灌漑が導入されて以降本格的に拡大した。近年、シラーの栽培も盛んになったが、共に、国際的に極めて高い評価を得ている。

名門エラスリス(Errazuriz)家が古くから所有するパンケウエの1,000haの畑は、ワイン用単一葡萄畑としては世界最大であるが、近年、渓谷の下流域まで広く葡萄栽培地は広がっている。

栽培品種:
Cabernet Sauvignon(475)
Merlot(157)
Carmenere(67)
Syrah(94)
Chardonnay(39)(*ha)

エラスリス葡萄園