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ワインの歴史

Rapel Valley  (ラペル・ヴァレー)

は、サブリージョンであるカチャポアル・ヴァレーとコルチャグア・ヴァレーで構成されている。
カチャボアルとコルチャグアは、瓶のラベルの産地表示にラペル・ヴァレー以上に頻繁に見られる産地名であるが、それは、ラペル・ヴァレーという呼称は両サブリージョンのブレンド品に限定使用されているからのようだ。

Cachapoal Valley(カチャポアル・ヴァレー)

カチャポアル・ヴァレー

サンティアゴからパンアメリカン・ハイウェイを車で2時間ほど南下したところに位置するカチャポアル・ヴァレーは、海岸山脈とアンデス山脈に囲まれているから、渓谷内の夏場の気温は30度以上に上がる。
しかし、海岸山脈の渓谷から流れ込む海風と東側のアンデス山脈から流れ下る冷気で、夜間は冷やされるから、昼夜の寒暖の差は大きい。
それが色のしっかりした、フルーティーでかつまろやかなワインを生んでいる。また、比較的乾燥しているため、ほとんどすべてのブドウ園にはドリップ式灌漑が設置されている。

概して赤ワイン用ブドウの栽培地と言えるが、丘陵地帯の一部では高品質のシャルドネも栽培されている。カベルネは勿論だが、チリで最もメルローの栽培に適した産地のひとつとされている。近年、カルメネールの栽培も行われるようになった。

近隣のラペル湖は避暑用のコテージが多く、大衆的な観光地となっており、夏場にはウォータースポーツを楽しむ人々で賑わいを見せている。

栽培品種:
Cabernet Sauvignon(4739)
Merlot(1843)
Carmenere(860)
Syrah(396)
Sauvignon Blanc(607)
Chardonnay(596)(*ha)

 

Colchagua Valley (コルチャグア・ヴァレー)

コルヤグア・ヴァレー

サンティアゴから車で南へ約2時間30分のところに位置する。 ここ十数年でもっとも成長している産地で、丘陵地に向かって今なお拡大を続けている。

この地も昼夜の温度差は大きいが、海岸山脈に近い地域は、冷たい潮風の恩恵を受けて、フルーティーでバランスいいワインが生産される。主なワイン生産拠点は平野部のナンカグア、サンタ・クルス、パルミージャ、ペラリージョなど。
肥沃な平野部から離れ、痩せた土壌の丘陵地帯では、厳しい自然条件の中から、糖分、タンニンの凝縮されたブドウから、プレミアム・ワインが生産されている。特に、アパルタ、ニンケンといった産地は世界的なワイン専門誌でも注目される存在となっている。
外国投資も積極的に行われており、ラポストル・マルニエやロス・チャイルド・ラフィテなど、世界的に有名なワイナリーと地元ワイナリーとのジョイントベンチャーが実現されている。

メルローやカルメネールといった品種でも優れた成果を上げているが、この地域は特にカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適していると言われ、ここ十数年の間に同品種の栽培が顕著に拡大してきている。また、近年産地の大きな期待を集めている品種としてシラーがある。

コルチャグア・ヴァレーは、今ではチリ各地で行われるようになったワイン街道ツアー発祥の地である。中心の街サンタ・クルスには、産地の歴史をテーマとした博物館や5つ星ホテルもあり、毎年3月の収穫祭は農村の伝統料理とワインに舌鼓を打つ人々で大変賑わいを見せている。

栽培品種:
Cabernet Sauvignon(11186)
Merlot(3347)
Carmenere(2344)
Syrah(1072)
Malbec / Cot(393)(*ha)