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ワインの歴史

マジェコ・ヴァレー

Malleco Valley (マジェコ・ヴァレー)

は、 チリのワイン産地の最南端。ビオビオ・ヴァレーの更に300km南にあり、サンティヤゴから車で8時間のところに位置している。
この地での本格的なブドウ栽培が始まったのはわずか数年前、葡萄畑はナウェルブータ山脈の山麓に隠れるように営まれているに過ぎない。

マジェコ・ヴァレーは、チリ最南端の栽培地(南緯38度)とは言え、北半球に当てはめれば、ほぼシチリアのパルレモに相当する。しかし緯度からは想像できない涼しさである。それは太平洋沿岸には山脈と言えるものが無く、大きく広がる河口から南極から流れてくる冷たいフンボルト海流の影響をまともに受けるからである。
年間を通して降雨が多い上に風も強く、収穫はマイポ川流域より2ヵ月も遅れるなど、厳しい自然条件下にある。

しかし、それが、果樹を引き締め、酸味のバランスに優れた、他のチリワインにはない多様なミネラル分を含んだ素晴らしい「SOL de SOL (ソル・デ・ソル・シャルドネ-アキタニア)」のような質のいいワインを生み出している。

栽培品種:
Pinot Noir(8)
Chardonnay(9)(*ha)

 

* サンティアゴから900km南の OSORNO(オソルノ)で高品質ワイン用葡萄が少量植えられている。SAG(Servicio Agricola Y Ganadero=農牧局)によるDO指定栽培地(Denominacion de Origen)だが、開発が始まったばかりの地域。非常に寒冷で、雨量も多い地域だから、ワイン生産の将来は予測し難く、試作段階と言える。栽培総面積:5ha