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「Marche(マルケ)」と言う言葉は、ゲルマン語の「辺境」を意味する「Merk」に由来する。アペニン山脈によって中央から隔離された土地柄故であろう。そのアペニン山地から東のアードリア海に流れ落ちるように開けているマルケは、3分の1が山岳地帯で、残りは殆どが山岳地帯から流れ出る数多くの河川の造る丘陵である。州都は紀元前から続く港湾都市・アンコーナ。その海岸線の一帯は、風光明媚な夏のリゾート地でもある。山岳地帯にあるウルヴィーノはルネッサンス期に栄えた学術都市で、ラファエッロやロッシーニの生地である。
古くから土地利用が進み、葡萄だけでなく、オリーブや穀物(小麦)の産地として知られている。
ワイン造りは盛んで、DOC(G)ワインの生産は5%強で、20州の10番目。ここのワインは、日本においては総体的に知名度が低いから、価格もリーズナブルなものが多い。マルケを代表するワインの上級クラスが狙い目。








