Orvieto (オルヴィエート)
オルヴィエートは、紀元前7世紀頃エトルリア人によって造られ、ウンブリア地方で最も古いワインと言われている。
このワインは、凝灰岩の洞窟の中の温度の低いところで保存されたため、発酵が進まず糖分を残したままの甘いワインになっていた。今日でも、DOCにアッボッカート(薄甘口)、アマビレ(中辛口)、ドルチェ(甘口)が認められている。 産地はオルヴィエートを中心とする7つの市町村で、当地ではプロカニコ種と呼ばれるトレッビアーノ・トスカーノ種主体に、ヴエルデッロ、グレケット、マルヴアジア種などを加えて造られる辛口から甘口までの<白>。やや濃い麦藁色で上品な花の香りを含み、まろやかな味わいがある。
同地域では10年ほど前から、アリアニコ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、 サンジョヴェーゼ種などの赤ワイン用のブドウも植えられるようになり、Rosso Orvietano(ロッソ・オリヴィエターノ)としてDOCに認められている。
- 生産量:1,500万本
- 主生産者: Bigi(ビジ)、 Tenuta Le Velette(テヌータ・レ・ヴェレッテ)、 Antinori(アンティノリ)、 Palazzone(パラッツォーネ)、Castello della Sala (カステッロ・デッラ・サラ)
Colli del Trasimeno&Trasimeno (コッリ・デル・トラジメーノ&トラジメーノ)
トラジメーノ湖を囲む広大な地域。<赤>は、サンジョヴェーゼ種主体のもの、ガメイ種主体のもの、国際品種混醸造のものと多様。<白>はトレッピアーノ・トスカーノ種主体。共に若飲みタイプ。品質の巾も少なくない。
- 生産量:160万本
- 主生産者: Duce della Coerna(ドゥーカ・デッラ・コルニャ)、 Fanini(ファニーニ)、Castello di Magione (カステッロ・ディ・マジョーネ)
Lago di Corbara (ラーゴ・ディ・コルバーラ)
コルバーラ湖北の小地域。カベルネ・ソーヴィニヨン種主体のものと、国際品種にサンジョヴェーゼ他地元種混醸のもの、それぞれ単品種のものと多様。<赤>のみ。多くは若飲みタイプだが、中には果実風味豊かな肉厚なものもある。
- 生産量:26万本
- 主生産者: Barberani(ベルベラーニ)、 Salviano(サルヴィアーノ)、Decugnano dei Barbi (デクニャーノ・ディ・バルビ)
ASSISI (アッシジ)
ペルージャ県アツシジ中心に造られる赤、白、ロゼ。地元種と国際品種で若飲みタイプの軽い
ワインを造る。殆どが旅行者に現地で消費される。
COLLI ALTOTIBERINI (コッリ・アルトティベリーニ)
ペルージャ地方、テーヴェレ川沿いの美しい丘陵地帯。サンジョヴェーゼ主体の赤、ロゼ。
トレッビアーノ種主体の白がある。大半は現地消費。
COLLI AMERINI (コッリ・アメリーニ)
アメリア、ナルニ周辺の丘陵地帯。サンジョヴェーゼ主体の赤、ロゼとトレッビアーノ種主体
の白に、国際品種のワインもあって、ワインは多種多様。コスト・パフォーマンスのいいワインと評価されている。
COLLI MARTANI (コッリ・マルターニ)
州中央部のペルージャ県マルターニの丘陵で、土着品種で造られる。赤は、サンジョヴェーゼ
とトテッピアーノ、白はグレケット。ワインは個性的な若飲みタイプ。
COLLI PERUGINI (コッリ・ペルジーニ)
ペルージャ県とテルニ県にまたがる地域で造られる。国際品種と地元種を使い多種多様なワイ
ンを造る。若飲みタイプ。

