Ramandolo (ラマンドロ)

この地方固有品種・Verduzzo Friulano(ヴェルドゥッツォ・フリウラーノ)種で造られる。 この品種は、フリウリの最も古い品種で、ヴェルデ種とジャッロ種がある。
ヴェルデ種は平野部で栽培され、辛口ワインに仕込まれるが、ジャッロ種は丘陵地に植えられ、糖度を高めて甘口デザート・ワイン用に使われる。
「ラマンドロ」は、このジャッロ種を使う。
完熟したブドウを樹につけたまま、あるいは摘み取った後、グラティッチと呼ばれる棚で乾燥させ、糖度を高めてから5~60日かけてゆっくり発酵させる。アルコール度数は14度と高い。
- 生産量:31万本
- Key Vintages:1999,2000,01,02
- 主生産者:I Comelli(イ・コメッリ)、La Roncaia(ラ・ロンカイア)、 Ronco Vieri(ロンコ・ヴィエーリ)、BIdoli Vini(ビドーリ・ヴィーニ)
Colli Orientali del Friuli (コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ)
スロヴェニアと国境を接するこの南東部は、フリウリのエリート地帯で、このコッリ・オリエンターリは、良質な<白ワイン>と印象強い<赤ワイン>を造っている。 土着品種と国際品種を栽培していて、このDOCは20の単一品種ワインと混醸の<白・ロゼ・赤>をカバーする。総体的に白の評価の高い地域だが、メルローの赤も極めて良質なものが少なくない。
- 生産量:1,200万本
- 主生産者:Midolini(ミドリーニ)、Le Vigne di Zamo(レ・ヴィーニェ・ディ・ザモ)、
Livio Felluga(リヴィオ・フェッルーガ)、 Ronchi di Manzano(ロンキ・ディ・マンザーノ)、
Rocca Bernarda(ロッカ・ベルナルダ) Ronchi di Cialla(ロンキ・ディ・チャッラ)、
Abbazia di Rosazzo(アッパツィア・ディ・ロザッツオ)、
この地方独自の品種・ピコリット種で造る濃い黄金色の甘口白はDOCG。
東の「チャッラ」と南の「ロザッツォ」の2つの地区(ソットゾーナ)があるが、「チャッラ」の評価は高く、「チャッラ」のピコリットは独自のDOCGを名乗る。つまり、このコッリ・オリエンターリは、ピコリット種で造る以下の2つのDOCGを持っている。
Colli Orientali del Friuli Picolit(コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・ピコリット)
Colli Orientali del Friuli Picolit Cialla
(コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・ピコリット・チャッラ)
Colli Orientali del Friuli Picolit (コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・ピコリット)
この地方独自の品種・ピコリット種(85%以上)で造る<甘口白>。 Picolit(ピコリット)種は古代ローマ時代から栽培されていたと言われる古い品種で、野生のブドウに近い珍しい品種。ブドウの粒が通常の10分の1程度しか出来ない。収穫できる量が少ないことから、ピコロ・クワンティタ(少量)ピコリットと呼ばれるようになったと言われている。 ローマ法王やロシア皇帝が愛飲したと言われる稀少ワイン。
2つのタイプがあって、淡い黄金色で魅惑的な香を持つ新鮮な薄い甘口と琥珀色で完全に甘いバリック熟成タイプのものがある。
コッリ・オリエンターリの東部の地区(ソットゾーナ)のチャッラは、ピコリット100%で造り、以下の独自のDOCGを名乗る。
Colli Orientali del Friuli Picolit Cialla
(コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・ピコリット・チャッラ)
- Key Vintages:1994,95,96,97,98,99,2000,01,02
- 主生産者:Ronchi di Cialla(ロンキ・ディ・チャッラ)、
Rocca Bernarda(ロッカ・ベルナルダ)、
Livio Felluga(リヴィオ・フェッルーガ)、 Banear(バネアール)
