Soave   (ソアーヴェ)
「ソアーヴェ」は、戦後いち早くアメリカに輸出され、今日のイタリアを代表する<白ワイン>として、世界に知られるようになったワイン。
本国イタリアでも最も人気のある白ワインの一つ。生産量も多く、キャンティ、アスティに次ぐ。
ヴェローナからヴェネツィアに向かう途中にあるソアーヴェを中心とする13の村で造られる。
この地域は、古代ローマ崩壊後、北方から南下して来て王国を築いたゲルマンのランコバルト族が「スヴェーヴィ」と呼んだことから、「ソアーヴェ」と言われるようになり、古くから葡萄栽培が行われてきた。
ガルガネガ種70%以上に、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ種、ピノ・ピアンコ種、シャルドネ種を加えて造る。アーモンドやチェリーの香りを含み、新鮮ですっきりして、しかも厚みのあるしっかりした味わいの<辛口白>。

  • 生産量:6,820万本
  • Key Vintages:1993,95,98,2000,01,04
  • 主生産者:Masi(マアジ)、Bertani(ベルターニ)、 Pieropan(ピエロパン)
    Anselmi(アンセルミ)、
Soaveのブドウ畑

「ソアーヴェ」には、以下の2つのDOCGワインがある。

 

Soave Superiore (ソアーヴェ・スペリオーレ)
このスペリオーレは、アルコール度数12度以上、3ヶ月以上のオーク樽での熟成を必要とするもので、2001年に、このスペリオーレがDOCGに昇格した。(リゼルヴァは12.5度以上、24ヶ月の熟成)

  • 生産量:万本
  • Key Vintages:1993,95,98,2000,01,04
  • 主生産者:Gini(ジーニ)、Bertani(ベルターニ)、 Pieropan(ピエロパン)
    Ca Rugata(カルガーテ)、Sant'Antonio(サンタントニオ)、Lamberti(ランベルティ)
    Roccolo Grassi(ロッコロ・グラッシ)

 

Recioto di Soave (レチョート・ソアーヴェ)
ソアーヴェ同様ガルガネガ種主体で造られる<甘口白>。完熟した葡萄を風通しのいい部屋で乾燥させ、翌年の1月頃ワインに仕込まれ、10ヶ月以上の熟成を必要とする。濃密な果実香を含む黄金色のワインで、デリケートな甘さをと滑らかなコクを持つ。
このワインの起源は古く、ランコバルト王国(AC568~794)時代に遡る。DOCG昇格は1998年。

Recioto(レチョート)ヴェネト地方の丘陵地の農家では、古くからこの陰干しした葡萄でワインを造り、クリスマスのお祝い用としていた。「レチョート」とは、農民がブドウを陰干しした際、自分の耳の硬さになるまで乾燥させたことから、こう呼ばれるようになったと言う。

  • 生産量:20万本
  • Key Vintages:1995,96,97,98,2000,01
  • 主生産者: Pieropan(ピエロパン)、Ca Rugata(カ・ルガーテ)、Tamellini(タメリーニ)
    Cantina del Castello(カンテーナ・デル・カステッロ)、Roccolo Grassi(ロッコロ・グラッシ)

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