州都は水の都ヴェネツィア。そのヴェネツィアの背後に、北は東アルプスに接し、ポー河下流左岸に拡がるヴェネト州は、紀元前のローマ帝国植民地から、15~16世紀には「ヴェネツィア共和国」として大発展を遂げた歴史ある地域である。美しい海岸線と歴史遺産で多くの観光客を引き付けている。
肥沃な大地と温暖な気候に恵まれ、小麦、トウモロコシを始めとする農産物に恵まれ、酪農も発達している。ワインの生産量では、ブーリア、シチーリアに次ぎ第3位だが、DOCG,DOCなどの上級ワインの生産は第1位を誇る。
シエクスピアの「ロメオとジュリエット」の舞台として有名なヴェローナは、ワイン生産地域として州の中心に位置する。ここでは、毎年春先に世界最大規模のワイン見本市が開催され、イタリアのみならず外国からも多くの専門家が訪れるようになり、この地域のワイン造りにも影響を与え、量産から品質志向になってきている。
ヴェネトのワインと言えば、何と言っても、白の「ソアーヴェ」と赤の「バルドリーノ」と「ヴァルポリチェッラ」であろう。ヴェネトのDOCワインは、数は多いが、国際品種かその混醸ワインが大半である。従って、ここでは、土着品種を使った特徴あるDOCワインをピックアップして、詳細情報は載せた。
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