ランゲ地方の以下の7つの地域でDOCワインと認められている<ドルチェット種>100%の<赤ワイン>。若々しいルビー色。果実香豊かで適度のタンニンを持ちながらソフトな口当たりのフルボディ。一般的には若飲みタイプだが、造り方によっては熟成にも耐える。
<ドルチェット種>は、ピエモンテ南部のオルメア、アックイ地方に始まる品種で、18世紀にその生産地域が大幅に広がった。
以下の7つの地域がDOCとして認められている。
Dolcetto d'Acqui (ドルチェット・ダクイ)
アックイ・テルメ、ストレーヴィ村周辺のポルミーダ川沿岸地帯。
- 生産量:200万本
- Key Vintages:1999,2000,01
- 主生産者:Scarpe(スカルパ)、Cascina Bertolotto(カッシーナ・ベルトロット)
Villa Sparina(ヴィッラ・スパリーナ)
Dolcetto d'Alba (ドルチェット・ダルバ)
アルバを中心にその周辺の村。生産量は一番多い。
生産者によってそのスタイルに差があるが、標準的なものはバランスがよく、果実香豊かである。
- 生産量:920万本
- Key Vintages:2000,01
- 主生産者:Azelia(アゼリア)、Aldo Conterno(アルド・コンテルノ)、 Ceretto(チェレット)、Pio Cesare(ピオ・チェーザレ)、Brovia(ブロヴィア)
Dolcetto di Diano d'Alba (ドルチェット・ディ・ディアーノ・ダルバ)
アルバの南ディアーノ・ダルバ地区。最初に公認されたドルテェットの葡萄園で知られている。<ダルバ>に似ているが、ドルチェットの中ではより上質と言われている。
- 生産量:110万本
- Key Vintages:1999,2000,01
- 主生産者:Gigi Rosso(ジジ・ロッソ)、Paolo Monte(パオロ・モンテ)、
Il Palazzotto(イル・パラッツォット) Giovanni Abrigo(ジョヴァンニ・アブリコ)
Dolcetto d'Asti (ドルチェット・ダスティ)
産地はアスティ地方のランゲ丘陵に集中している。果実香に富む軽く飲み易いタイプ。
- 生産量:110万本
- 主生産者:Bersano(ベルサーノ)、
Cascina monreale(カッシーナ・モンレアーレ)、
Baretta(バレッタ)
Dolcetto delle Langhe Monregalesi
(ドルチェット・デレ・ランゲ・モンレガージ)ドッリアーニとモンドヴィクの間のタナロ川沿い11の村。軽く飲み易いタイプで、特別なブーケを持つ。生産量は少ない。
- 生産量:17万本
- 主生産者:Il Colombo(イル・コロンボ)、Cascina Monsignore(カッシーナ・モンシニョーレ)、Bricco mollea(ブリッコ・モッレア)
Dolcetto di Dogliani (ドルチェット・ディ・ドッリアーニ)

ドルチェット種起源の地と言われ、しっかりして持続する香味を持つ長熟タイプが多い。
2005年、このワインの<スペリオーレ>はDOCGに昇格した。表記は、
Dogliani or
Dolcetto di Dogliani superiore
- 生産量:400万本
- Key Vintages:1999,2000,01
- 主生産者:Quinto Chionetti & Figlio(クイント・キオネッティ・フィーリオ)、
F.Pecchenino(F.ペッケーニ)、Gillardi(ジッラルディ)
Dolcetto di OvadaBoca (ドルチェット・ディ・オヴァーダ)
東南のピエモンテのオヴァーダ周辺の丘陵。ドルチェットの中では格上のDOCで、しっかりした構成を持つ長熟タイプが多い。
いい年のものは、10年以上の熟成も可能。しかし、最近は新鮮な若飲みタイプを造る傾向がある。
- 生産量:390万本
- Key Vintages:1995.96.97.98.99,2000,01
- 主生産者:La Guardia(ラ・グァルディア)、Tacchino Luigi(タッキーノ・ルイジ)、
Bergaglio(ベルガリオ)Renzo Semino(レンツォ・セミノ)
