「Piemonte」
Roero (ロエロ)
ロエロ地域のワインの著しい品質向上は最近のことで、DOCG昇格は2004年。高騰したピアモンテのワインの中では、コストパフォーマンスがいいから狙い目。
Roero (ロエロ)
は、ネッビオーロ種(95~98%)に若干アルネイス種を加えて造られる<赤ワイン>。
ルビー色で熟成に従いガーネット色を帯びてくる。デリケートで果実味があり、熟成するとエーテル香を放つようになるバランスの良い辛口。
Roero Arneis(ロエロ・アルネイス)
は、稀少なアルネイス種で造る<辛口白ワイン>。古くは甘口にされていたが、今日では、コルテーゼ種と並び、ピエモンテ地方を代表する白ワインと言える。アルネイス種は、かっては忘れられた存在だったが、1960年代に復活した。それはトリノ大学での研究成果が農家に伝わり、優れた苗が均一に植えられるようになったことによる。 この品種は、酸が弱くバランスに問題があったが、チェレット社やブルーノ・ジャコーザ社などの努力により、今日ではわずかにガスを感じさせるバランスの取れた味わいのワインとして人気を得るようになった。
ワインはやや薄めの麦藁色で、独特のデリケートな草や花の香りを含み、果実味があり、旨味を含んだワインになる。殆どの場合、単醸されるが、時にはコルテーゼ種やファヴオリート種などと混醸されることもある。
- 生産量:450万本
- Key Vintages:1995,96,97,98,99,2000,01,03,04,05,
- 主生産者:Malvira(マルヴィラ)、Bruno Giacosa(ブルーノ・ジャコーザ)、Prunotto(プルノット)、 Negro Angelo(ネグロ・アンジェロ)、Monchiero Carbone(モンキェーロ・カルボーネ)
Brachetto d'Acqui (ブラケット・ダクイ)

モンフェッラート丘陵のアックイ、テルメース、トレーヴィ地域で、ブランケット種100%で造られる<甘口赤ワイン>。殆どが発泡性に仕上げられる。
生産量は560万本と、同地方で造られる甘口の<アステイ>や<モスカート・ダステイ>とは比較にならない量である。しかし、独特で濃厚な味わいで、近年人気を得ている。
ブラケット種のオリジンについては、はっきりとしたことは分かっていないボアステイからモンフエツリーニにかけての地域で生まれたと言われている。
ブラケット種はワインにすると濃いルビー色で、麝香やマスカット、バラの花などの香りを含む。より強い香りと甘さを得るために陰干しされることもある。このワインは1970年頃までほとんど忘れ去られたDOCワインであったが、モンタルチーノのバンフィ社がこの地域でブラケットを造り始めてから品質も向上し、1997年、 DOCGに認められた。
- 生産量:560万本
- 主生産者:Tosti(トスティ)、Braida(ブライダ)、Livio Pavese(リヴィオ・パヴェーゼ)、 Barsano(ベルサーノ)、Toso(トーゾ)
