Chile (チリ)・・・著名ワイナリー
チリ著名ワイナリー

Almaviva (アルマヴィーヴァ)

ラベル・Almaviva
チリ最大手ワイナリー、コンチャ・イ・トロとボルドーのCH・ムートンのバロン・フィリップ・ロートシルトとのジョイントベンチャーで誕生したワイナリー。

モーツアルトの「フィガロの結婚」の主役である、好色漢・アルマヴィーバ伯爵からの命名。またラベルは、チリの古代マプーチョ文明における地球と宇宙のイメージを象徴する3つの図案を再現している。

マイポ・ヴァレーのアンデス山麓の85haの自社畑の葡萄だけで造るワインは、濃厚でパワフルな味わいに抜きんでいるものがあり、チリ・プレミアムワインの代名詞的存在と言える。

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Altair (アルタイル)
Altair
チリ横綱級ワイナリー、サン・ペドロとサンテミリオンのグラン・クリュ、CH・DASSAULT(ダッソー)のジョイント・ワイナリー。
2001年にスタート。カチャポアル・バレーのアンデス山麓の傾斜地に70haのワインヤードと醸造蔵を構えた。

アンデス山麓を登れば登るほど高品質ワインができる傾向にあり、アルト・カチャポアルと呼ばれている土地で、そのカチャポアル・バレーの中の一番奥、つまり、一番上部山麓に、ビオデナミの哲学を意識したワイン造りをしているのが、アルタイルである。

七夕の牽牛星を意味するアルタイルは、カベルネ・ソービニョンをメインとしたアッサンブラージュ。18ヶ月のフレンチ樽で熟成しているプレミアムワイン。「宇宙」を意味する「Sideral(シデラル)」ブランドも果実味豊かなプレミアムワイン。

Anakena (アナケナ)
Anakena

熟成もアッサンブラージュ(品種を混ぜる)もしない、高品質なバラエタル・ワイン(単一品種のシンプルな早飲みタイプ)を造るワイナリー。
レセルバ等上級酒用のはじかれた葡萄をバラエタルワインに使うのが一般的だが、そうではなく、バラエタル・ワイン専用にブドウを選定するという、徹底したこだわりを持つ哲学の下で、バラエタル・ワインを造っている。

カチャポアル・ヴァレーのアンデス山麓側の生産地にワインヤードを構えていたが、ピノ・ノワールやソービニョン・ブランのバージンランドと言える、レイダ地方にも広大な土地を購入、そして、コルチャグアのプレミアムワイン生産地・ニンケンでも栽培を始めている。
低価格のアナケナのプレミアム・ワイン「ONA(オナ)」は、人気が高く、入手はやさしくない。

Aquitania (アキタニア)
Aquitania
ボルドーのCH・コス・デストゥルネルの元オーナー、ブルーノ・プラッツと、CH・マルゴーのワインメーカー、ポール・ポンタリエが手がけたアルト・マイポにあるワイナリー。
1996年二人の名前をそのまま使った「ポールブルーノ」で注目を集めたが、アキタニアの真骨頂というべきワインは、2002年からリリースされたプレミアムワイン「LAZULI(ラズリ)」と、「SOL DE SOL(ソル・デ・ソル)」である。

「LAZULI(ラズリ)」はボルドーの伝統をダイレクトに受け継いだカベルネ。
「SOL DE SOL(ソル・デ・ソル)」はMalleco(チリ最南端)で造る最高峰のシャルドネ。

Caliterra (カリテラ)
ラベル・Antiyal
チリのオーガニック、及び、ビオワインの権威、アルバロ・エスピノーザが、1994年、マイポ・ヴァレーの質素な自宅周りの小さな畑と醸造蔵で、少量生産をするガレッジ・ワイナリー。

鶏、馬、牛、七面鳥などを飼い、ワィンヤードに放ち葡萄を栽培。文字通り有機農法の哲学のもとで生活し、ワインを仕込む。家族やお友達に配るための、300本のワインがスタート。

一般に販売を開始した<ANTIYAL2002>は、チリワインガイドのデスコルチャドスで、チリベスト5のワインに選ばれた。
ANTIYAL2002>の上位には、アルマヴィーヴァや、アルタイル等ウルトラ・プレミアムワインのみで、チリ内外の有名生産者たちに衝撃を与えた。

Casa Lapostolle (カサ・ラポストール)
ラベル・Casa Lapostolle
フランスの有名なリキュール(オレンジ・リキュール-グラン・マルニエ)の名門・マニエ・ラポストール家が、ミシェル・ローラン氏に醸造コンサルタントを依頼し、チリのブドウ栽培農家ホセ・ラバト氏の葡萄畑(コルチャグア・ヴァレー)に資本参加して始めたワイナリー。

1994年創業のワイナリーだが、今やワイン輸出額ではベスト10入りしていて、幅広いワインを送り出している。

Clos Apalta(クロ・アパルタ)」がフラッグシプ・ワインで、その品質の高さは内外に認められている。

Casa Marin (カサ・マリン)
ラベル・Casa Marin
自身がエノロガであるマリル・マリン女史が興したブティック・ワイナリー。
冷涼なサンアントニオ・ヴァレーでも、最も海に近い、海岸からわずか4kmの丘陵地帯にワイナリーはある。
醸造のコンサルティングには、新世界ピノ・ノワールの権威とも言われる、Grez La Folletteを迎え、初ヴィンテージ以来、チリ国内の品評会で、チリベスト白ワインに選ばれ、コンクールでの受賞も多い。

小さいヴィンヤードながら,こだわりを持つ多様で特徴的なワインを造っているサンアントニオ・ヴァレー代表するワイナリー。

Casas del Bosque (カサ・ボスク)
ラベル・Casas del Bosque
カリフォルニアの牧草地とワインヤードに感銘を受けたチリの大牧場主モランデが、森と牧草地が広がる場所でしかなかったカサブランカに、20haの葡萄園を作ったのが最初で、カサブランカの起源である。
Casas del Bosque(カサス・デル・ボスケ)は「森の村」と言う意味。

ソービニョン・ブランは、Wines of Chile Awardでの受賞を誇り評価は定まっているが、フレッシュ&クリーンでバランスのいいシャルドネやピノ・ノワールでも定評があり、カサブランカを代表するワイナリーである。
CH・ペトリュスで修行したディビット・モリソンが、コンサルタントを担っている。 

Concho y Toro (コンチャ・イ・トロ)
ラベル・Concho y Toro
コンチャ・イ・トロは名実共にチリ最大手ワイナリー。1,000人を超える農業技師や醸造技師を擁し、最先端の技術が導入されている。チリ各地に最高レベルの葡萄畑を所有し、総面積は6,500haにも及ぶ。
テーブルワインから最高級ブランドワインまで多種多様なワインをリリースしているが、ひとつのワイナリーでチリの総ての葡萄栽培地のワインをラインアップ出来るのはコンチャ・イ・トロだけである。

Sun Rise」 や「Casillero del Dablo」のボトルは、日本でよく見かけるワインだが、コンチャ・イ・トロ最高峰のワインは「Don Melchor(ドンメルチョール)」で、国際的に常に高い評価を受けている。
現在日本に輸入されている上記以外にブランドは、 AmeliaTerrunyoMarques de Casa ConchaBin3 (Trio) Frontera

Cono Sur (コノスル)
ラベル・Cono Sur
コンチャ・イ・トロ傘下の輸出を主眼とするワイナリー。
最北のエルキから南部のビオビオまで各地に畑を所有し、手ごろな価格帯の幅広い製品ランアップを持つ。有機農法のオーガニックワインもウリの一つ。
自転車のラベルでよく知られ、輸出先のアメリカや欧州でも人気があり、今やチリ主要輸出ワイナリーで、サン・ベドロと3位を争っている。

「20バレル・リミテド」は、優良な20樽のブレンドの上級酒だが、フラッグシップ・ワインは、ビノ・ノワールで造る美酒「OCIO(オシオ)」

Errazuriz (エラスリス)
ラベル・Errazuriz
伝統と格式を重んじるチリの名門中の名門ワイナリー。
エラスリス家は、チリの1818年の独立以来、4人の大統領を輩出し、銅生産において1850年代に世界の銅流通量の3分の1のシェアを獲得するほどの大企業を興し、長年チリの政治、経済の基盤を作ることに貢献してきたファミリー。

ワイン事業においては、6代目当主・エドゥアルド・チャドウィックが経営を拡張磐石なものとする。
エラスリス家は、現在、Caliterra(カリテラ)等5社のワイナリーを傘下に治めている。
ヴァラエタルから上級酒まで幅広いランアップを持つが、フラッグシップ・ブランドは、エドゥアルド・チャドウィックの父、アルフォンソ・チャドウィックの功績を称えた「Chadwick(チャドウック)」。

ロゴ・Errazuriz

2000年頃の一時、あちこちで出現した新興ワイナリーの台頭の陰に隠れてしまった感があったが、2004年のベルリンで開催されたテイスティングで、CH・ラフィット、CH・マルゴーを押さえて1位と2位に選ばれ存在感を示し、その後の各種コンクールでの輝かしい記録を持つ。

LaPlaya (ラプラヤ)
ラベル・LaPlaya
カリフォルニアの国際的ワイン商・アレクソン・ファミリーと名門エラスリスのジョイントベンチャー。

輸出を主眼に、1989年コルチャグア・ヴァレーに設立。

幅広いランアップがあるが、

Leyda (レイダ)
ラベル・Leyda
冷涼なSanAntonio/Leyda地方に最初にワイナリーを設立したのが、このLeyda。
(ワイナリーのトレードマークでもあるLeyda駅のあった場所に、Leydaという名前のワイナリーを作ったことによって、この地方がLeydaと呼ばれるようになった)

この地は雨が殆ど降らないから農業用水が少ない。そのため、カサブランカから送水用パイブを敷設して250haの自社畑に水を引いている。
非常に冷涼な地だから、ピノノワールを中心に、ソービニョン・ブラン、シャルドネ、などで定評を持つが、Leydaと言えば何と言っても、ピノ・ノワール。しかし、6,000ケース程度の少量生産だから人気高く入手は困難。
マイポ・ヴァレーなどの契約畑の葡萄で、メルロ、カベルネソービニョン、シラー等も造っている。

Miguel Torres (ミゲール・トーレス)
ラベル・Miguel Torres
スペインの名門トーレス家のミゲル・A・トーレスが、1979年、クリコ・ヴァレーに設立したワイナリー。
ミゲル・A・トーレスがチリ投資して高品質ワインの生産を始めたのが、新世界のワインブームに火を付けたと言われている。チリが現在のような世界品質のワイン生産地として認められるようになった文字通りの立役者である。

「量より質」をポリシーとするトーレス家のチリ進出が重要な役割を果たしたことは間違いない。
(ミゲル・A・トーレスは世界のワイン業界の発展をもたらした功績が認められ、英国ワイン専門誌デキャンターに「マン・オブ・ザ・イヤー 2002」に選ばれている。)
* トーレス家は、古都バルセロナの近郊、ペネデスにある。個人所有としては生産量世界一を誇るワイナリーのオーナー。

Montes (モンテス)
ラベル・Montes
モンテス社は、1988年、チリのワイン業界をリードする4人の専門家によって設立された。醸造家のアウレリオ・モンテス、ワイン・ビジネスのスペシャリストであるダグラス・ムライ、財務を担当するアルフレド・ヴィダウレ。(この3人は共に、サン・ペドロを動かす重要な立場にいた)そして、ワイナリーを所有するペドロ・グランデの4人。この4人が、各人の持つ技術と経験を結集して創設された新しい会社である。

ワインは今や、エアラインのファーストクラスに採用され、アメリカの一流レストランがこぞってワインリストに載せている。世界中での人気は抜群。
今日、チリ最高のテロワールと呼ばれるアパルタヒルのワインヤードを中心に、冷涼地方のサンアントニオ、それに、国外でもアルゼンチンと、カリフォルニアのナパにも進出する程の規模に事業は拡大された。
モンテスの確かな葡萄栽培と製品造り、ビジネスマインドが、モンテスのみならず、チリ・プレミアムワインを世界での高い評価に導いたことは間違いない。

MontGras (モントグラス)
ラベル・MontGras
輸出に特化した1993年設立のワイナリー。
コルチャグアバレーの真ん中の、Ninquen(ニンケン)の丘と呼ばれる一つの丘をまるまる所有し、その丘の周り360度に畑がある。
自然と共生し、自然にできる限り手を掛けず、ワイルドな方法で葡萄を育てると言うテロワールを重視した有機農法の思想を具現化したワインヤード。

従って、丘の東向きの斜面にはカベルネ、西向きの斜面にメルローを植えるなどと言う、各品種に最適な日照・気温を追求して葡萄を栽培し、ワインに仕込む。

フラッグシップワインは、カベルネの「NINQUEN(ニンケン)」

San Pedro (サン・ペドロ)
ラベル・San Pedro
チリで2番目の輸出量、3番目の生産量を誇る1865年創設の横綱級老舗ワイナリー。
チリ各地に葡萄畑を持つが、近年、新興生産地、レイダ、サンアントニオ、アルト・カチャポアルにも積極的に進出している。
チリ各地の異なる気候・風土の畑で、それぞれの土地に完璧なセパージュを植えている。そしてその魅力を十分に引き出す資本力と規模を備えている。

又、サン・ペドロは、時代に合わせて、新しいスタイル、文化を取り入れてきていて、今日のチリのワイン業界を支えている実力ある醸造家たちを沢山輩出してもきた。現在のモンテスの創設者であるアウレリオ・モンテスも、このサン・ペドロの醸造責任者だった。

プレミアムからテーブルワインまで幅広いラインアップの製品は世界中の市場に受け入れられている。
サン・ペドロのブランドとしては歴史的なプレミアムワインは「Cabo de Hornos-カポ・デ・オルノス」だが、「35°South」や黒い猫のラベルの「GatoNegro」は、世界中でよく知られ、日本でもおなじみのチリワインであろう。

Santa Carolina (サンタ・カロリナ)
ラベル・Santa Carolina
1875年設立の大手老舗。チリ独立の英雄で外務大臣を務めた創設者のドン・ルイスのカロリーナ夫人が命名の由来。
フランスから高名な醸造学者・ジェルマン・バシュレを招聘、チリにフランス的洗練の風を吹き込んだ先駆者として名高い。セラーはチリの国宝建築物に指定されている。

今日のワインにもその歴史と伝統は受け継がれ、チリ各地の畑の葡萄で造る幅広い製品ラインアップを持つ。
フラッグシップワインは、樹齢の高い古木で造る「パリカ・セレクション」。
Casablanca>は傘下ワイナリー。

Santa Rita (サンタ・リタ)
ラベル・Santa Rita
1880年設立の老舗。年間130万ケースのワインを生産し、ワイン輸出第2位の規模を誇るチリ大手ワイナリー。
15世紀イタリアで「枯れた葡萄の木を蘇らせた」という奇跡の逸話を持つ聖者・Santa Ritaからの社名。チリ唯一の製壜企業も同グループに属する。
マイポ・ヴァレーを始め各地に2,330haの自社畑を持つ。

醸造責任者・セシリア・トーレス女史は、チリの「GUIA de VINOS de CHILE」で、「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー(2007)」に選ばれている。
製品ラインアップは幅広いが、ブレミアムブランドは、「Casa Real」と「Triple C」。

Carmen>と<Los Vascos>は傘下ワイナリー。

Tabali (タバリ)
ラベル・Tabali
サン・ペドロ傘下のワイナリーの一つで、チリで最北のワイン生産地・リマリ・ヴァレーの葡萄栽培地に位置する、2003年設立の新興ワイナリー。
近くの"Enchanted Valley"は考古学的遺産と岩石線画で国の歴史的遺産に指定されていて、ラベルのデザインもそれを取り入れている。
昼夜の寒暖の差の大きい乾燥地帯と言えるこの地で、灌漑設備を整え、高級品種の葡萄を栽培、複雑性に富み、力強いワインを造っている。
生産1年目にして国内外の賞を多数受賞し、ブドウの蒸留酒・ピスコや食用ブドウの産地でしかなかったリマリ・ヴァレーで、高級ワインを造ったパイオニアと言える。
Tarapaca (タラパカ)
ラベル・Tarapaca
タラパカの正式名称は、Vina Tarapaca Ex-Zabala(ヴィーニャ・タラパカ・エックス・サバラ)。
1874年創業の老舗。ヴィーニャ・ロハスとしてスタートし、資産家のアントニオ・ザバラ氏によって買収され、ヴィーニャ・サバラと名前を変えた。

近年、チリの大手化学企業・フォスフォロスの傘下に入った。そして、生産拡大と品質向上の新たな施策として、ワインヤードを、 アルト・マイポに対抗する、バホ・マイポと呼ばれるマイポ下部に総て集約し、チリで著名なワインメーカー・セルジオ・コレアを役員に向かえ、 総面積2,600haの葡萄畑で飛躍的に品質を向上させた。
赤ワインは、日本ではボルドーボトルのものが輸入されているが、本来はブルゴーニュボトルであるのが特徴。
数少ないチリのスパークリングワインの大手造り手でもある。

Undurraga (ウンドラーガ)
ラベル・Undurraga
「ウンドラーガ」は、1885年「ドン・フランシスコ・ウンドラーガ」によって設立され、以来120年間5代に渡り創業者一族がその伝統を継承している、チリで5番目の規模を持つ老舗大手ワイナリー。
チリで初めてワインをアメリカに輸出(1903年)、早くから国際的にその品質は認められている。
1990年代のチリワインブーム時期、約50億円を投資して中南米で最も近代的な製造設備を整えると同時に自社畑を140haから1,000haに拡張し、品質の向上と幅広い製品ラインアップを整えた。
フラッグシプ・ワインの「ALTAZOR-アルタソル」は、年生産の少ない稀少品。
Vina Haras de Pique (アラス・デ・ピルケ)A
ラベル・Haras de Pique
マイポ・ヴァレーのピルケ南西部に位置するワイナリーで、1991年に大企業家であるエドゥアルド・マッテが設立した。(エドゥアルド・マッテは1892年から続く、チリで最も歴史のあるサラブレッドの有名な生産牧場主)
上から見ると蹄鉄のような形をしたユニークな醸造所は、完璧な温度・湿度管理を実現した最新の設備を誇る。
トスカーナのアティノーリ社とANTINORI MATTE SA というジョイントベンチャーも行っており、アラス・デ・ピルケの所有する厳選された畑の葡萄から造る、「ALBISーアルビス」は、ウルトラ・プレミアムワインで、チリ有機栽培の権威・アルバロ・エスピノーサが醸造を担当している。
VOE
ラベル・VOE
VOE は、(Vinedos Organicos Emiliana ) の頭文字をとったワイナリー。名前の通り、オーガニックワインだけを生産しているワイナリーである。
Emilianaはコンチャ・イ・トロの創設者、メルチョール・コンチャイトロ夫人の名前で、名前が示す通りコンチャ・イ・トロ傘下。
VOEの全責任者である、アルバロ・エスピノサはチリで初めてオーガニック、ビオデナミのコンセプトを提唱した人物である。
Coyam-コヤム」の輝かしい成功によって、チリのオーガニックワインに対する国際的な評価は非常に高いものになった。
なお、VOEはCoyamを筆頭に、バラエタルプラスの「ADOBE」等ラインナップを充実させ、更に先ごろCoyam越えのプレミアム「G」をリリースした。
*アルバロ・エスピノサは、彼自身は年間生産量300ケースにも満たない100%オーガニックのガレッジワイナリーをマイポに所有しており、それが、「ANTIYAL」である。