ワインの分類は、その色調によって、
・赤ワイン(Rosso-ロッソ)
・ロゼ・ワイン(Rosato -ロザート)
・白ワイン(Bianco-ビアンコ)
に分けられ、それに、<発泡ワイン>を加えて4種に捉えるのが一般的である。
イタリア・ワインの特徴で、ラベルに、質的違い、造り方の違いも表示している。
複雑で解り難いと言われているイタリア・ワインを捉える要素でもあるので、以下に整理して分類した。
*赤ワインはルビーノ(Rubino)と呼ばれることもある。
*色調の濃いロゼ・ワインはキァレット(Chiaretto)とかチェラスオーロ(Cerasuolo)と呼ばれていて、その色調の濃さから赤ワインとみなされているものもあるが、造り方で、ロゼ・ワインの範囲に入るものである。
*地区名加えて表示したワインもあり、通常のものより上質と捉えるが、「クラッシコ」を名乗る地区がある場合は、「クラッシコ」の次に来るランク付けと捉えるのは一般的である。
以下にキャンティを例にして図解した。
*フリツツァンテもスプマンテも天然発酵のものとガス添加のものとがある。
SECCO (セッコ) 辛口。残糖分が0~4g/リットル
BBOCCATO (アッボッカート)薄甘口。残糖分が4~12グラム/リットル
AMABILE (アマビレ)中甘口。残糖分が12~45グラム/リットル
DOLCE (ドルチエ) 甘口。残糖分が45グラム/リットル以上